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会長あいさつ

私は、合気道の持つ「和の武道」「万有愛護の精神」に共感し、茨城県合気道連盟会長に就任しております。

合気道は、開祖・植芝盛平翁(1883~1969)が日本伝統武術の奥義を究め、さらに厳しい精神的修行を経て創始した現代武道です。合気道は相手といたずらに強弱を競いません。入身と転換の体捌きと呼吸力から生まれる技によって、お互いに切磋琢磨し合って稽古を積み重ね、心身の錬成を図るのを目的としています。また、合気道は他人と優劣を競うことをしないため、試合や競技を行いません。

茨城県合気道連盟は、開祖の直弟子であった故斉藤守弘九段や磯山博八段(現公益財団法人合気会本部師範・茨城支部道場相談役)の呼びかけにより1979年(昭和54年)春に発足いたしました。以降、公益財団法人 合気会、全日本合気道連盟の傘下団体として、県内合気道団体の相互の交流・研鑽のため活動しており、現在は県内の18の合気道団体が加盟しております。

また、私の地元である笠間市は、合気道を通じてゆかりのある北海道遠軽町(旧白滝村)、京都府綾部市、和歌山県田辺市と友好都市の盟約を結んでおります。

特筆すべきは、笠間市(旧岩間地区)の常磐線岩間駅近くの東側に合氣神社と茨城支部道場があることです。合氣神社は、世界でただ一つの合気道に関わる神社であり、合気道開祖植芝盛平翁が建立し、昭和18年晩秋に完成したものです。また、この地は、合気道開祖植芝盛平翁が昭和10年代に厳しい修行を重ね、合気道を完成させた地とされており、開祖自身、ここを「合気道の産屋」と称していたことから、岩間は合気道の聖地と云われております。

当連盟では、毎年10月に開催する「茨城県合気道連盟演武大会」や12月の「道主を囲む会」など、様々な事業を行っております。これからも、合気道を通じて青少年の健全育成、地域社会に貢献できる人材の育成を目指して加盟団体が活発に活動を続けられるよう、交流・研鑽の場を提供して参ります。

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